kimono to ayumu michiきものと歩む道
人生の節目を きもので祝う。 七五三の次に、 一歩ずつ大人に なってゆく姿を 彩ります。
- お宮参り
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生後1ヵ月の頃、赤ちゃんの誕生を祝い、健康と長寿を祈りに神社を訪れる行事です。 お宮参りの際には、祖母やお母さんが赤ちゃんを抱いてお祝着を掛けます。 女児の場合、花柄や吉祥柄、男児の場合、 紋付の羽二重に熨斗模様や鷹・兜などの柄が多いようです。
- 二分の一成人式・十三参り
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成人式まであと十年。十歳は「二分の一成人式」のタイミングです。 素敵な二十歳になれますようにと願う気持ちにふさわしく、 少し大人びた着物をご用意ください。 また、十三参りは、数えで十三歳を迎えた男女が多幸を願う習わしとして現代に 受け継がれてきました。大人の立ち居振る舞いを学び、身に付けるのもこの頃からです。
- 小学校の卒業式
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小学校の卒業式でも女児の袴姿がふえてきました。 大人の袴姿とは違った愛らしさがあります。 最近では、とても人気のある卒業式ファッションになりつつあります。 二分の一成人式は本裁のきものを肩上げして着せてください。 これに袴を合わせれば小学校の卒業式にも、 また、十三参りの際にもお召しになれます。
- 成人式
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古来、ふりそでの「振る」という行為には、神を呼び寄せたり、 災厄を祓い除く力があると信じられてきました。 それがいつしか、未婚女性が良縁を呼び寄せると変化したようです。 ふりそでには、さらなる飛躍を願う新成人にふさわしい意味があります。
- 卒業式
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女性の袴姿は明治時代に、女性が社会に進出するとともに一般的になりました。 当時、女学校でも着用され、その実用性だけでなく、 女生徒である誇りを象徴するものでした。 今なお袴姿は、卒業式という社会へ旅立つ節目に臨む女性に愛され続けています。