特集 教えて、ゆかた塾!
初めてだって安心!4レッスンであなたもゆかたマスター!きものプロ「鈴乃屋」が、あなたにコツを伝授します。
ちょっとしたことで印象が変わるゆかただからこそ、
着付けのコツを押さえるだけで、粋で美しいゆかた姿になれますよ。
涼しげな着こなしがポイント。
自分で着付けられたら大人の自信が生まれます。
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両「えり先」の少し上あたりと「背縫い」を 持ってゆかたを上げ、すそ線を決めます。
かかとが少し見えるくらいにするのがいいでしょう。
「上前巾」を決めます。
体の巾と合うように右脇に決め余りは右手で「下前」のほうに引きます。
「上前」を広げて「下前」を入れ、「つま先」を7~8cmくらい上げます。
余りは脇から内側に折り返します。
きものが腰にぴったりと付くようにします。
「上前」を合わせながら、「つま先」を3~4cmくらい上げます。
腰ひもを左手で取り、短い方を右手に渡し、ウエストの位置に当てます。
後ろで腰ひもを交差させて、左右に引いて締めます。
腰ひもを前に回し、左寄りで片花結び又は蝶結びにします。
左手で「上前」を開いて、「下前」のすその長さと、「つま先」上がりを確認します。
「下前」が下がっていたら、ふところから手を入れて、引き上げましょう。
「上前」のすその長さと、「つま先」上がりを確認し、「えり先」を整えます。
裾線は「下前」と「上前」の交差の位置を確認してください。
「身八つ口」から背中へ両手を入れ、後ろの「おはしょり」の整理をします。
左手で「下前」のえりを、右手で「上前」のえりを持ち、
左右に引いて「抱き巾」を合わせます。
前おはしょりも整えておきましょう。
「共えり」と「背縫い」を持ち、「衣紋」を抜きます。
こぶし横一つ分くらいあけてください。
「下前」のほうから衿を合わせていきますが、のどのくぼみあたりを通すようにします。
おはしょりをすっきりするために、胸下あたりで内側に折り上げます。
右脇で「上前」の「おはしょり」丈と同じになるように、斜めに整えます。
上前の衿を合わせます。
右手で胸下をおさえ、左手で胸ひもを取り、短いほうを右手に渡し、
胸元をおさえながら胸ひもを後ろで交差させて締め、
前に回して片花結び又は蝶結びにします。
「背縫い」が曲がらないように押さえ、胸ひもの下に指をいれて、
しわを両脇に寄せます。
右脇の余分は、「上前」の「おはしょり」の中に斜め上に入れて整理します。
「おくみ」線の上下を合わせ、「おはしょり」を整えます。
チェック項目~正面~
1. えりの合わせ具合はいいですか?
2. おくみ線は通っていますか?
3. 上前巾は右脇に合っていますか?
4. つま先は上がっていますか?
5. すそはくるぶしくらいになっていますか?
チェック項目~背面~
1. 衣紋の抜き具合はいいですか?
2. 背中にしわはありませんか?
ゆかた着付けの完成です。
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・ゆかた・帯・ゆかた下・腰ひも3本・洗濯ばさみ・下駄
ゆかた下
ゆかた用の下着です。
腰ひも3本
1本は腰ひも、もう1本は胸ひもに使用します。
タオル等で補正する場合には、これ以外に別途必要となります。
洗濯ばさみ
帯結びのときに、帯が邪魔にならないよう、一時的に止めておくために使います。
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