大塚テキスタイルデザイン専門学校 工芸染織科 研究科 卒業 修了制作展
昭和44年、中村勝馬によってはじめて手描友禅の技法が学校教育として公開され、伝統を踏まえながらも創作を第一としてきた友禅染織コース。その後、織を加えて工芸染織科として発展してきた大塚学院の卒業制作展に研究科のメンバーの作品も加えてその成果を披露する。伝統だけに縛られない意欲的作品は楽しみであり、興味を引く。卒業生には染織作家として活躍している人も多く、これからのわが国のきもの文化を支えるであろう若者への期待は大きい。